2018年度輔仁大学日本語文学科創立50周年‧台湾日本語文学会創立30周年 記念国際シンポジウム「台湾における日本研究の課題と展望―文学・言語・社会」研究発表者募集

主旨: 学際的な研究の必要性、有効性が叫ばれて久しいが、台湾における日本研究に限って言えば、研究者は自らの領域に引きこもり、各領域を横断するような野心的な試みはほとんど見られなかったと言わなければならない。見られたとしても、残念ながら、学術としての精密さを欠いた発言に陥りがちであった。さまざまな領域の研究者同士の本格的な交流はほとんどなく、たとえ、学科内発表会等の意見交換の場があったとしても、突っ込んだ討論にはならず、具体的に実を結ぶことはなかった。それに労力を割くモチベーションも暇もない、というのが実態だったのだ。しかし、日本語文学科大学院進学者の激減による日本研究全体の地盤沈下が懸念される今(日本への台湾人留学生は近年、むしろ増加傾向にある)、台湾における日本研究の独自性を探求し、その存在価値を高めることがますます必要になっている。すなわち、文学・語学・教育・文化の各領域で別々に日本での研究の後追いをするのではなく、台湾的視点からそれらの領域を横断するような研究がいっそう求められているのである。このような視点に立った時、台湾日本語文学会のような組織は、大いに活用されるべきであろう。台湾日本語文学会では月例会が行われているが、試みにここ2年ほどの間にそこで行われた研究発表のテーマにざっと当たってみると、沖縄問題、モダリティ、辻仁成、『伊勢集』、バナナ、ミステリ、世界遺産など、実に多種多様である。言ってみれば、学際的研究の枠組みはすでにできているのだ。それゆえ、その枠組みをいかに活用し、内容を充実させていくかがこれから問われることになる。そのような開かれた研究を活性化するきっかけとして、「台湾における日本研究の課題と展望―文学・言語・社会」という検討会を成功させたいというのが、今回の国際シンポジウムを計画するに当たっての本学会の目論見である。

 

関係領域:日本語文学、日本語教育、日本関連研究に関わる諸研究領域

主  催:輔仁大学日本語文学科、台湾日本語文学会

会  場:輔仁大学・日本語文学科会場

日  程:2018年12月15日(土)

発表方法:

  • 使用言語:(原則として)日本語
  • 発表費用:姉妹学会会員―無料、会員以外―NTD1,000元
  • 発表時間:一人30分(口頭発表20分、質疑応答5-10分)
  • 申込方法:E-mail

「発表申込用紙」(添付資料一)にご記入のうえ、メールでお問い合わせ先のアドレス(各担当)までお送りください。

*3日以内にお返事いたしますが、もし当方からの連絡がない場合は、お手数ですがメールの再送をお願いいたします。

  • 申込期限:2018年3月15日【必着】
  • お問い合わせ先:

海外在住の発表者:輔仁大学日本語文学科主任兼国際シンポジウム海外連絡窓口(新北市新荘区中正路510号) +886-2-2905-2595 横路啓子(024668@mail.fju.edu.tw

台湾在住の発表者:台灣日本語文學會祕書處  taiwan.nichigo2015@gmail.com

  • 予稿の締め切りは10月15日となります。書式は添付資料二をご参照ください。

附件一:海外在住用申込み用紙

附件一

附件二:海外在住用予稿の書式とサンプル

附件二

附件三:台湾在住用申し込み用紙

附件三台湾在住

附件四:台湾在住用予稿の書式とサンプル

附件四台湾在住